【 アディクションサイト紹介 】  赤城高原ホスピタル

 


[実録、現在進行形の摂食障害治療] (03/11/16)

 ルイジアナ州の元テレビレポーター、メリッサ・デハート(Melissa DeHart)は、前途有望なニュースキャスターでした。ところが彼女は人知れず、摂食障害と闘っていました。17歳でダイエットを始め、当時135ポンド(約61.3kg)の体重が、29歳の現在、56ポンド(25.4kg)しかありません。11年間の治療にもかかわらず、拒食から過食になり、病状は悪化してきました。彼女と家族は治療費としてすでに10万ドル以上を使ってしまい、もう経済的な余裕がありません。彼女は自殺を考え、失神発作を起こすようになりました。絶望的な苦境の中で、友人の助けを得て、the Maury Povich show や Entertainment Tonight(TV製作放送会社?)と契約し、インタビューや治療のフォローに応じることで、2.5万ドルの治療費(6ヵ月間の滞在)の半分をTVショー会社が支払い、後の半分をカナダの摂食障害専門治療施設が支払うことになりました。・・・・・・
というような状況で、エンターテイメント・トゥナイト(ET )がメリッサのインタビューを放送し、治療を追っています。

 インタビュー記事(英文)は、オンラインでも見られます。ADSLなど高速回線ならビデオも見られます。記事は、10月30日から始まり、10月31日、11月6日、10日、13日、14日と続いています。


 11月初旬にメリッサは、ニューヨークに飛んで、摂食障害の治療で有名な、アイラ・サッカー医師(DR. IRA SACKER)に会ったり、プラスサイズ(太めサイズ)のスーパーモデル、 EMME と対談したりしています。

 11月12日、メリッサはフロリダの摂食障害治療専門施設に入院しました。アルコール・薬物乱用、依存症の治療もしているので、赤城高原ホスピタルのような嗜癖専門治療施設のようです。関心のある方は以下のサイトをご覧あれ。The Willough at Naples: Specializing in the Treatment of Eating Disorders and Chemical Dependency (http://www.thewilloughatnaples.com/index.html)

 自分の病気を宣伝材料にマスコミと契約をして治療代を稼ぎ出す、というやり方に賛成できない方もあろうかと思いますが、私(サイトマネージャー)としては、とりあえず、彼女の治療意欲と前向きな姿勢を評価したいと思います。

 ただ、治療者として患者を診るのでなく、一般ビジターの一人として、25.4kgのメリッサをオンラインビデオで見ると、痛々しくて、落ち着かない気分になります。治療の成功を祈らずにはいられません。お勧めサイトというより、ちょっとハラハラする展開です。

Anorexia & Hollywood
October 30, 2003
http://et.tv.yahoo.com/celebrities/2003/10/30/anorexiaandhollywoodintv/


Emme & Melissa: The Struggle with Perfection in Hollywood
October 31, 2003

Melissa Reads Your Letters
November 6, 2003

Melissa's Road to Recovery
November 10, 2003

The Latest on Melissa's Intervention
November 11, 2003

Melissa Checks into the Hospital
November 12, 2003

Melissa's Weigh-In
November 14, 2003
http://et.tv.yahoo.com/celebrities/2003/11/14/melissaweighsin/


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AKH 文責:竹村道夫(初版: 03/11/16) 


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